老後の年金生活での生活費はどういうふうに使っていますか?
年金だけだといくら足りないのか、生活をこう変えれば年金だけで生活できるのかなど
シニアは老後のお金のことを心配に思っていると思います。
61歳で年金とパートで家族と暮らしている私のリアルな背活費の内訳などを紹介しています。
私は58歳から夫の遺族年金をもらいながらパートも続けていました。

60歳でパートに定年退職なんてないですが、
「元気なうちにやりたいことをやりまーす。」とパートをやめました。
年金と在宅ワークでの収入で
ストレスフリーで毎日家で好きなことをしながらでかけたい時に出かけ自由な生活を送っています。
パートを辞めてから1年がすぎたので年金生活についてこれからのことも考えようと思い、
まとめてみました。
何か一つでもお役に立てれると嬉しいです。
まずは、境遇・状況のチェック
それぞれ境遇が違うと全然当てはまらないということもあると思うのでチェックしてみてください。
- 田舎暮らし
- 持ち家で家賃はいらない
- 高齢の両親と同居
- 独身の息子が1人同居で家族は現在4人
- 夫は4年前に病死。遺族年金給付
- 自分自身はパート努めを60歳でやめて在宅ワーク中
老後とは?老いた後のこと?
老後というのがいつからが老後なのかよくわかりませんよね。
老後とは何歳から?と調べてみました。
「老後」とは何歳頃からなのかについては、人によって捉え方がさまざまです。例えば経済的な側面から、公的年金や退職金以外に準備した資金を生活費として使いはじめる年齢を老後生活の開始時期とする見方もあります。生命保険文化センターの調査によると、預貯金や個人年金保険、有価証券などの老後資金を使いはじめようと考えている年齢は、平均65.9歳となっています。
老後資金を使いはじめる年齢の分布をみると、「65歳」が39.7%と最も多く、次いで「70歳」「60歳」の順となっています。
老後の資金を使い始める年齢がだいたい65歳~70歳ということですね。
老後とは老後の資金を使い始める年齢ということだそうです。
自分が仕事をやめて収入がストップし、蓄えていた老後資金を使い始めるということみたいです。
自分の場合は70代のうちは在宅でもできる仕事があるし、できると思っているので
80歳からを老後とすることにします。
すごく楽観的で理想を掲げた仮説ですね。
(自分的に80歳になったら積極的に自分で稼ぐということはやめ、体力的にも行動範囲が狭くなることを考えたら老後と呼べるのかな?と思います。)
年金生活について
老齢年金はもらえる年齢を選ぶことができます。
自分の場合は夫の遺族年金をすでに貰っています。
65歳になるまでは今のまま2ヶ月に一回の年金の給付があります。
金額に付いては「遺族年金いくら貰える?」で検索すると大体の金額がわかりますが
基礎遺族年金:年/約75万円 プラス夫の給料に合わせてもらえる金額
ざっとこんな感じです。
生活費はいくらかかるのか
我が家の場合は4人家族の4人の内訳として
年金受給者3人 サラリーマン1人
みんなそれぞれが年金生活にしろお金に関して自立しています。
生活費は4人の共同生活費ということで
4人がお金を出し合って生活費ということにしています。
こういう形になったのは夫が亡くなってからです。
共同生活費の項目は?
共同生活の生活費の項目
- 食費
- 電気・水道代(オール電化なのでガス代は無し)
- 浄化槽点検代
- NHK受信料
- 消耗品
- 住居備品
- イベント代
イベント代というのは 節分の〇〇。誕生日の〇〇。お盆の〇〇。季節や誕生日イベント用の少しプラスしたい費用のことです^^
共同生活費としていくら掛かるか
共同生活費の項目別の予算をご紹介します
生活費予算
- 食費45000円
- 電気代30000円
- 水道代4000円
- 浄化槽点検代2040円
- NHK受信料2230円
- 消耗品2000円
- 住居備品3000円
- イベント代5000円
共同生活費1ヶ月の合計(予算)93270円
家族4人の生活費徴収金額の合計は95000円
●電気代が月々でばらつきがありますが平均で約3万円
冬場は5万円春秋は2万円台と電気代がかなり高めです。が1年でならして考えています。
●ほとんどが引き落とし、カード払いなので現金は使いません。生活費を徴収したら2箇所の口座に入れておきます。食費など予算内で収まらないことが多いですが不足分は私が持ちます^^;
●共同生活費用の家計簿を付けています。
「家計費どうなってる?」などと家族に聞かれたことはありませんがきちんと預かったお金で運営しているよ。といつでも見てもらえるようにしてい・・・ま・・・す^^;(月末最後の方になるとズボラなの途中やめになっている月が多い)
家計費を考える時に参考になったシニアブロガー:りっつんさんの「仙人気分で、楽しい毎日。未亡人26年生が教える心地よい一人暮らし」
費目費用を一年間で考えていくら掛かるか どう使うかななどとてもわかり易いので真似させてもらっています。
生活費以外のゆとり費について
生活費は基本的に4人での共同生活という考え方でやりくりしています。
自分は共同生活費95000円の内30000円を出しています。
生活費に30000円を出した残りが自分のゆとり費ということですね。
ゆとり費=自分一人が使うお金
この中には娯楽費も保険などの掛け金も全部含まれるので項目を説明してみます。
ゆとり費の項目
《経費っぽいもの》
- 保険:21000円
- 年金保険:15000円
- 積立ファンド:15000円
《ゆとり、娯楽的なもの》
- 被服費:5000円
- 美容、健康:12000円
- カーブス:10184円
- 交際:20000円
- お出かけ、外食:5000円
- スマホ代:1000円
- ガソリン代:4000円
- 本、趣味:8000円
- おやつ:3000円
- 雑費:7000円
ゆとり費の合計金額は126184円
これに生活費30000円を足した金額が毎月必要な金額ということになります。

はい!!
遺族年金だけでは足りないですけどね
61歳!パートを辞めても在宅での収入があります。
遺族年金と合わせてなんとかやりくりできる程度ですが^^
それに、
見直すとこところはたくさん残しての予算取りをしているので
削ろうと思えば結構削れます!
- 65歳から給付が半額になるがん保険を解約する
- この歳で自分のための投資はあまり必要ないのでファンドを辞める
- 自宅で運動することにしてカーブスとプロテインを辞める
これだけで36184円の見直しができます。
(楽しみに使うお金を減らさないで36184円の節約はすごいです。)
年金生活持ち家がある暮らし
我が家は築55年、リフォーム2回の順日本家屋です。
家賃がいらないということはとってもありがたい事ですよね。
生活費の中で住居費はとても大きいです。私の住んでいる田舎でも家(部屋)を借りようと思ったら毎月何万円もの資金がひつようですから。
この家賃がいらない生活は家のローン(新築、増改築)が終わっているから
家賃というか家の費用がいらないということです。
このリフォームも20年のローンなどで子育て時代に頑張って払ってきました。
いま、毎月の家賃がいらないからありがたいといったばかりですが
持ち家のデメリットありますよ。
●家のローンが終わる頃には築年数がある程度経っているので老朽化に伴う修繕費が必要しかも金額が大きい。
●この家誰も住まなくなったらどうするんだろう。という心配
家が資産だという考えもあるかもですが いらなくなったら売れる家は資産になるかもしれません。
でも傷みが出てきたところを直しながら最後まで使おうと思う家は消耗品ですよね。
(車と一緒です。)
車と違って家の廃棄はとっても大変ですから
賃貸いいな~と思うところ
●家賃は要るけど賃貸なら住まなくなったら返せばいい
●子供が学校に行っている間はむすかしいかもですが、南の方に行って暮らしたいな!と思えば引っ越せば叶う
自由な暮らしができるということです。
生まれた家で死ぬであろう私のないものねだりかもしれません。
もうこの歳になって
「夢は賃貸のコンパクトな家で歩いてスーパーに行けるくらいのちょっと都会暮らし。」
なんてことはいいません。
旅行なら良いけど憧れの土地であっても生活の場所を変えるのはやめておこうと思います。
家や年老いた親に縛られているというより
そのパワーを小出しにしてこれからを楽しんで行くほうが良いかな?と思っているからです。
それに、自分の子供達の田舎、帰る場所がここにあるのも良いかなとも思います。
一人暮らしならどうなる?
シニアの一人暮らし・・・
一人暮らしは学生時代の時に1年やっただけで経験がありません。
持ち家ありの一人暮らしの生活費はいったいどうなるのでしょう
共同生活費に30000円出している分が当然増えますよね。
4人で95000円で賄えて板としても、ひとりになったら食費も光熱費も少なくはなるでしょうが30000円では無理です。
一人暮らしになったときにはりっつんさんと同じにしたらいいじゃない?
家計費を考える時に参考になったシニアブロガー:りっつんさんの「仙人気分で、楽しい毎日。未亡人26年生が教える心地よい一人暮らし」
基礎生活費+ゆとり費=合計132000円という計算をされています。
現在61歳
70歳になったら
80歳になったら
という計画も立てています。
一人暮らしで自己負担分が増えても全く心配はないというプランをご紹介します。
家計費にとって田舎暮らしはとっても助かるという事
住んでいる田舎は最寄り駅まで6.4km
市の中心部まで行くバスは1日に4便です^^;
車が必須の地域で買い物に行くのも行きつけのスーパーは車で15分ととても不便なところに住んでいます。
でも田んぼや畑に囲まれたのどかな良いところ^^
家計費に取って田舎暮らしの良いところは
お米や野菜をとても安く調達できる!ことです。
今までお米を買って食べたことは無いです。(稲作りにかかる費用や労力はかなりのものがありますけどね。)
野菜は86歳と83歳の両親が作ってくれています。
5月は夏野菜を頑張って植えてくれていいますよ。
スナップエンドウが毎日ボールにいっぱい100個以上収穫できるのであちこちに配りまくっています。
新玉ねぎもどんどん採れています。
ご近所からは先日大きな白菜、グリンピース、山菜のスズノコ、ほうれん草
冷蔵庫に入り切らないほどいただきます。
なので
共同生活費は予算が45000円ですがお米と野菜代はプライスレス
本当にありがたいです。
60代の暮らしとお金の問題
60代が残り約8年
65歳から保険料が変わる?パート主婦で夫の扶養だった自分は年金は少ないだろうから
今まで通り夫が貰うはずだった年金を受け取るようになると思うのですが
勉強不足でよくわかりません^^;
65歳でがん保険を解約する
65歳まで待たないで次の健康診断で異常が見つからなかったら解約して3年分の保険掛け金を浮かせる
(約396000円)
浮いた保険掛け金は添加物の少ない食材を少々お値段が高くても買うなど
心とカラダの健康的な生活のために投資をする
同居の人数が変わったらその都度見直しをする
(息子が結婚して家を離れるとか・・次男はそういう感じで1年半前に家を離れました。)
元気で動けるうちに旅行、イベント、など出かけることを楽しむ
在宅の仕事を楽しみながら少し頑張って貯金もしておく
投資は趣味程度に!
(子供に楽天証券のIDなどは教えておく)
70代の暮らしとお金の問題
70歳からの10年間
41歳からかけている大手生命保険会社の年金保険に入っています。(当時友達が保険の外交員に一瞬なっていて その人が勧めた保険です^^;)
夫から「良い保険だから続けたほうが良いよ。」と言われていた保険
70歳で掛け金が満期になり、これから10年間1ヶ月に70000円の年金保険がおります。
多分もうこんな保険はないと思います。
昔は子供の学資保険にしろ保険は貯金みたいなところがあって内容も良いものがありました。

70代といっても若いし、元気!
まだ、在宅ワークは無理しない程度に続けることができる仕事なので収入もあるし、
年金+70000円はありがたいです。
70代の10年間は体のメンテナンスや精神面がその人の努力や考え方で大きく差が出る10年間だと思います。
60代の時のように気楽に旅行もできなくなるかもしれない
親も100歳近くなるから車の運転もやめているとしたら一緒に過ごすことが多くなるだろう
家にいることが好きなので大丈夫です。
畑の楽しみもできるかもしれないですね。今は畑大好きな83歳の母に任せっきりですが^^;
70代も楽しく豊かに暮らせそうです。
80代の暮らしとお金の問題
80歳になったら積極的には仕事をしないようにします。
物作りが好きなので80代になってもハンドメイドの仕事は十分できそうですが
楽しみ程度に責任のある頼まれ物は70代までで終了
これからが自分の老後の生活に入る予定
60歳ギリギリで入った生命保険は楽天のもどるんです
61歳の誕生日2日前ぐらいだったかギリギリで認証されて入った保険なのですが
80歳になったら使わなかった20年分の掛け金がもどるんです。
(61歳になってからでは戻ってくる年齢が85歳になってしまうところでした。)
この保険に入った代わりにそれまでかけていた入院保険を解約しました。
掛け金は2500円ほど上がりましたが
80歳になってまとまったお金が入るのは嬉しいです。
死んでから入る保険は無いですが、お葬式や位牌、お墓にかかる費用はすでに用意しているので必要ないのです。

夫が亡くなってお葬式のことお位牌、お墓のことをわからないなりにやってきたお陰で
死んでからどれくらいのお金がかかるのかも知りましたから
用意することができています。
これは、両親もですがお葬式用のお金はすでに預かっています。
両親も私もとても計画的^^;
こんな話は体が弱ってからするものではなくて元気なうちにしておくに限ります。
いつ何がおきるかわかりませんから。
いつまで生きるかわからないけれどこうなればいいなと思うこと・まとめ
シニアの生活費のことについて自分の場合はこうですよ。
とリアルな数字と共にご紹介しました。
現在61歳で計画通りに行かないかもしれないですが
いま、どんなことにお金を使って どんな行き方をしているのか
この先の年金生活の計画はどういうものなのかを把握しておくことは大切だと思いました。
子どもたちに親の生活の心配をされた時に
「全然心配しなくていいよ。ほら!」
とその根拠まで伝えられるようにしておきたいと思ったのでこの記事を書きました。
この先どこまで・・・何年生きて行くのかはわかりません。
でも老後の不安なく楽しい毎日を一日一日過ごして行かなくちゃと思います。
●老後が少しでも先になるように 人の役に立つことを仕事として頑張っていく。
●老後になったら病院や施設にお金を使わなくてもいいように自分の事は自分でできるいつまでも元気な動ける体をいまから作っておく。
●楽しいことやりたいことにずっとチャレンジする自分でありたい。
そのためにお金をつかっていきたいです。
幸せは人とのつながりで生まれるもの
お金も誰か大切な人のために、誰かの喜ぶ顔のために使っていきたいと思います。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
長かったですね。
私がお手本とするりっつんさんの本を読み返しながら
年金ぐらしのシニアの生活とお金のことについて語ってみました
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