パーソナルとは個人的なという意味
エッセイ
エッセイとは書き手が思ったことや考えたことを、自由な形式で文章にしたものです。
特に、長さや文体、語り口などに指定が無く、自分の思いや考えが文章になっていれば
これがエッセイだといえる。
エッセイの特徴は
①自分の経験をもとにしている。
美味しいものを食べた感動や育児の苦労など、
実際起きたこととそれについてどう考えたのか、どんな思いを抱いたのかを文章にしたもの
②人に読んでもらう文章
日記は個人的なもので殆どが自分が後で読むためのものです。
それに対して、エッセイは自分の経験や考えを、人に読んでもらうための文章になります。
ですので、例えば「今日は電車に乗って仕事に行き、帰りにお気に入りのカフェに寄れて嬉しかった。」というのは日記であってエッセイとはいえません。
初心者には難しいかもしれませんが、出来事の流れを淡々と追うのではなく、
読み手を意識した書き方が必要になるということです。
③ただの感想だけではない。
ただ、自分の経験や日常の出来事に対して、嬉しかったや悲しかったという感情を簡単に書いただけではエッセイとはいえません。
その嬉しかったや悲しかったという感情の動きや、何故そんな考えにいたったのかという背景など、自分の心を深く掘り下げて文章として表現したものがエッセイです。
その経験をしてときの自分の感想や思考を整理し、そのプロセスを明確kにすることがエッセイの書き方には必要ということです。
まとまった文章の書き方としては
ある程度そのテーマについて整理し、構成を考える必要がありますが、エッセイも同じことです。
初心者でも簡単にエッセイを書ける書き方
①事実と感情を書き出す。
書きたいテーマやその出来事の流れや事実のみ書き、どう思ったのか。
どんな感情になったのかを簡単にまとめる。
事実と心のプロセスをまとめたものがエッセイ
②簡単な文章で書く
先程まとめた骨格に肉付けしていくように、エッセイを書いていきましょう。
書き方のポイントとしては、できるだけ簡単な文章にすることが重要になってきます。
家族や友人など親しい人に話すようなやわらかい語り口と、誰でも理解できるような簡単な文章を心がけてください。
③情報をちりばめる
読み手のしらない情報をちりばめる、というのも大切な書き方のポイントです。
あなたについての情報やそのてーまについての基礎知識など、
上手に書くコツ
①共感されることを書く
テーマや内容に共感が持てるようなエッセイ
「あるある」と言ってもらえ、共感してもらえる。
読み手の記憶や経験を呼び起こすような書き方にすること。
②レアな出来事を書く
レアな出来事や事件を書くと読み手の興味をひく
失敗談や、びっくりしたような出来事をチョイスすると面白いとおもってもらえやすい。
③独自の視点を持つ
独自の視点を持つのが大切。
同じようなテーマでも自分が他人とは違う視点でエッセイを書いたら際立ったものになります。
エッセイのテーマを独自のものにすると良い。
エッセイの書き方を学ぶ
①上質なエッセイを読む
文章のプロの面白いエッセイをたくさん読んで、それを見本にして真似をし、エッセイを書く技術を向上させる。
語り口や構成を学ぶ
②書き方の本を読む
まず、先に文章の書き方の本を読んでみる。
読みやすい文章を書く力は、エッセイだけでなく仕事や生活の分野でも役に立つから。
③ひたすら書いてみる
何作品か完成させたら、それを読み返してみて!
自分の文章の癖や反省点を見つけられるはず。
それを次に生かしていくことで、より面白いえっせいになる。