美濃羽まゆみさんの町屋での暮らしをつづられた本に出合いました。
FU-KOさん家の小さなくふう、ていねいな毎日の作り方
美濃羽まゆみさんの京都の町屋での丁寧な毎日の暮らしぶりを紹介した本です。
この本は、洋裁のレシピ本とは違い、実物大型紙は付いていませんが5点だけ簡単なエプロンやサルエルパンツ、バッグなどのレシピが載っています。
[chat face=”16183872563680.jpg” name=”バタコ” align=”left” border=”red” bg=”none”] 美濃羽さんと言えばシンプルでもこだわったお洋服や小物がとてもステキですよね。[/chat]- 少ない布でできるらくちんでお洒落なエプロンが作ってみたいな。と思っている方
- 子ども服やおそろいのワンピースに憧れるけれどいきなりはハードルが高いな。と思っている方。
型紙作りも簡単ですぐに作って使う事ができます。
この本に載っている物
- 四角なエプロン
- スカートみたいなサルエルパンツ
- ヘアターバン
- 2wayバック
(5点掲載のもう一点は布で作るブレスレッドでした。)
家にある布で作ってみたので参考になればと思います。
美濃羽まゆみさんの型紙より四角いエプロン
四角いエプロン作りの材料など
四角い布に肩ひもを付けただけの簡単エプロンです。
生地の必要寸法や型紙、製図はFU-KOさん家の小さなくふう、ていねいな毎日の作り方
に載っています。
(使用した布を見てもらえば大体の大きさがわかるので型紙いらずなのですが・・・)
こちらの本はソーイングレシピ本ではないので 型紙は付いていません製図もいらないくらい布に直接線を引いて裁断したら作れます。
まわりを1センチの三つ折り始末をした後の寸法が 縦60×横80㎝
紐 出来上がりの寸法で 幅が5㎝×長さ80㎝が2本
四角いエプロンの作り方
- 肩ひもを2本作っておく
- エプロン布の脇と裾を三つ折り縫いにする
- 紐を挟んでエプロンの上部分を三つ折り縫いにする
- 紐を上に倒して抑えミシンで留めておく
本には作る順番にイラストや図で説明してありますので簡単にできると思います。
自分用にアレンジ
生成りの麻布を使って作りました。
美濃羽さんの本では裾は麻布の耳を使って三つ折り始末をしないで縫ってあったのですが
裾に耳を持って行けるほど布が無かったの三つ折り始末
ポケットを中央に1つ付けました。
生成りに合うえんじに近い赤色のミシン糸で吊り紐押えとポケット口のステッチをかけアクセントに!
四角いエプロン作った・着てみた感想
こんなに簡単な!四角い布に肩ひもを付けただけ!!!
なのに可愛い!!
被るだけで後ろに紐もボタンも無い!
なのにずれたりバサバサなったりしないで収まってくれている
中途半端な紐の長さがハイウエスト気味になってくれていて
ずんぐりな私がちょっとスタイルがよく見える。
これは!
サイズを変えれば男性用も子ども用もいける!
自分用も少し短めな60㎝丈はスカートに合わせて、パンツにはもう少し長めでもいいかもね。
あっという間にできるし 何なら大判のふきんを使ってもできそうな感じです。どうぞおためしあれ!
(手持ちの既製服のワンピースに合わせてみました)
(被るだけで付けやすいエプロン)
美濃羽まゆみさんの本よりスカートみたいなサルエルパンツ
サルエルパンツを作ってみました
サルエルパンツというものをはいたことも作った事もありませんでしたが何に使おうかとずっと悩んでいた インド更紗があったのでこの機会に挑戦してみました。
直線縫いばかりなので縫うのは簡単、最後にウエストゴムを入れるだけです。
(スカートにしか見えないですが左右の裾に足が出るところがあります。)
サルエルパンツを作って、はいてみた感想
サルエルパンツがスカートに見えるのは足を広げてポーズをとった時だけでした。
脚を閉じたら脚の間で布が邪魔になる。
このタイプはもう作らないかな・・・
普通にスカートにして下にレギンスをはくのが良いかもです。
バルーンパンツにしてもよかったかもしれません。
<div class=”concept-box5″><p>一見スカートに見えるバルーンパンツです。
履いてみると足の間で生地が合わさってスカートには見えません。(足を広げて立つとスカートに見えます。)
この、バルーンパンツをしばらくはいていましたが階段の上り下りで裾周りが膝で引っ張られて危険でした。私が作った生地が伸縮性の無い綿の生地であったためかもしれません。長いスカートだって階段の上り下りは裾を踏みそうで危険は危険なのですが、膝にひっかかるので、あわて者の自分ですから、転んでは大変と、またの輪の部分を切ってスカートとして履くことになりました。</p></div>
美濃羽まゆみさんの本よりヘアターバン
ヘアターバンを作ってみました
これは本が無いと!パズルのようで二度と出来ないかも!と思い
続けてサルエルパンツの残り布でもう一つ作っておきましたがすでに忘れています。
左右の輪になった布を二つ折りにして真ん中で交差させてあるのですが
ややこしい作りです。
ターバンになる布が2枚と後ろゴムを通す布、2.5㎝のゴムが10㎝ほど必要です。
型紙は作らずに直接布に寸法の線を引いて裁断をしました。
ヘアターバンを作って、付けてみての感想
美濃羽さんがモデルになってターバンを付けている写真が載せてありました。
私が被ると(ロングの1こ結び)頭が大きすぎるのかきつくてゆとりがなく、お洒落度はゼロだったので 少し大きめに作ろうと思います。また、作ると思います!
ニット生地で作るのも良いかも!
このターバン、お店でもよく売っているし被るのに慣れたら外でも付けていると「あぁ!クリエイティブ系の人ね!」と一目置かれることは間違いありません。
美濃羽まゆみさんの本より2wayバッグ
2wayバッグを作ってみました
生地の両面にチェックとドットの模様の入っているしっかりした生地でショルダー紐と手提げ用の持ち手の付いているペタンコの2wayバッグを作りました。
縫い代の始末をバイヤステープでしてあるので一重仕立てですがスッキリと仕上がります。
内側に小さいポケットが付いているので 鍵だとかハンカチとかの迷子になりそうなものを入れておくといいですね。
2wayバッグを作って、使ってみた感想
お花見散歩に行くときにこのバッグに必要な物最小限をいれてぶらぶらしました。
斜め掛けができて肩ひもが長すぎないので安定感があり使いやすかったです。
生地の特性を生かして(表裏プリント)
バッグの口に付けた手提げ用の持ち手はドット柄を出せばアクセントになったと思います。
最近ポケットがあちこちたくさん付いているバッグを持つことが多くて
どこのポケットに何を入れたか忘れて何か所も探してしまう事が多いのですが
こんなシンプルなバッグに最小限の荷物だけ入れてお出かけするのもいいですね。
後日、もう一つ2wayバッグを作りました。
A4ファイルなどを入れやすく控えめについた短い持ち手も絶妙にあるからよかった。と思える持ち手の役割を果たしてくれています。
型紙をきちんと作ってリピート作成する作品になりそうです。
美濃羽まゆみさんの本より作りました!簡単に縫えるらくちんエプロン・まとめ
美濃羽まゆみさんの一冊の本
《FU-KOさん家の小さなくふう ていねいな毎日の作り方》
で掲載されている型紙、作り方を参考にして エプロン、サルエルパンツ、ターバン、2wayバッグ4点を作ってみました。
四角いエプロンは生地や大きさを変えてこれからもずっと作り続けていきたいと思える作品です。
全部直線縫いで簡単に出来る物ばかりですので是非お試しください。
手作りで自分らしい毎日が嬉しいですね。
【fu-koさん家の小さなくふうていねいな毎日の作り方】と同じような 京都の町屋での暮らしぶりや美濃羽まゆみさんのこだわりがたくさん詰まった【めんどうを楽しむ衣食住のレシピノート】は美濃羽さんらしいベーシックな大人服が紹介されています。
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