ゼロ活力鍋を使って玄米ご飯を炊くときには前の日の晩からお米を洗い、浸水しておいて朝炊く。という基本があります。
炊く時間は時短できても、浸水時間を入れたら何時間も前から準備しておくのはたいへんですよね。
ゼロ活力鍋で玄米ご飯を炊くときに浸水なしで炊けたらすごく楽だと思いませんか?
今回は、
玄米ご飯がいいのはわかるけど浸水時間が12時間とか
すぐに炊いて食べたい我が家では無理なんです。
浸水しないで炊いたら固くて食べられないんですか?
という疑問に、自然食マニアの姉に50年以上前から鍛えられ、玄米ご飯が通常のごはんという私が
長い時間浸水しなくてもいいとっておきの方法を伝授しますよ!
硬い玄米の外皮がパリッと割れて
甘みのあるもちもちっとした食感玄米ご飯が食べられます。
それでは、作り方とちょこっと入れるヨーグルトの事をご紹介していきます。
圧力鍋はゼロ活鍋を使っています
白ご飯が30分足らずで炊きあがり、玄米ご飯も加圧15分、圧が抜けるのを待っても1時間かからずに炊けるのでいつも使っているのがアサヒ軽金属のゼロ活力鍋です。
今は炊飯器にも玄米ご飯モードがあってごはんの種類に合わせて炊き方をかえてくれますよね。
圧力鍋が無いよ。という方は炊飯器で大丈夫です。
(我が家にも炊飯器に玄米ごはんモードがついていますけどね。)
ゼロ活力鍋でどうして炊いているかと言うと
炊きあがりが美味しい
炊きあがる時間が早い
これだからです。
玄米ご飯を美味しく上手に炊くには
もちもちで美味しい玄米ご飯を炊くコツをお伝えしますね!
1)お米は最初の水はササッと洗って素早く捨てる
2)水の分量はきちんと計る
3)臭い消しに塩を少し入れる
4)小さじ1杯のヨーグルトを入れる
5)圧力鍋など火加減が調節できるときは中火で火にかける
では、一回詳しく説明をしておきます。
1)お米は最初の水はササッと洗って素早く捨てる
玄米を洗うときは最初に洗う水をお米が吸収しやすいので
お米の汚れや糠の匂いが吸収されないようにサッと洗ったら一回目の水はゴシゴシとお米を研ぐようなことをしないでサッと捨てて新しい水に変えましょう。
白米も同じです。
玄米は洗っても白米のように白い研ぎ汁がでないのでシャカシャカっと洗ったらザルに入れたままボールに付けておきましょう。
2)水の分量はきちんと計る
玄米を3合なら水玄米がどのくらい水を含んだかにもよって水の量は変わってくるので何度か玄米を炊いてみて浸水なしなら水はこれくらいと微調整をしていけばよいと思います。
白米を炊飯器で炊くように3合のお米を洗ったら白米の3合のメモリまで水を入れるという目安がないので回数で覚えていくしか無いんです。(基本の分量はあるので安心して下さい。}
目安となる分量はあるので安心して下さい。
3)臭い消しに塩を少し入れる
玄米を炊くと、特有の香りがします。
この香りは、通常は「ほのかな木の香り」や「穀物の香り」と表現され人によっては臭いといわれるのです。
この匂い消しのために塩をすこし入れます。
私は塩のかわりに
マグネシウムを2~3滴いれています。
玄米だけでなく、白ご飯を炊くときにもマグネシウムを入れるといいんです!
ごはんを炊く際にマグネシウムを入れると、ふっくらモチモチのご飯ができあがります。
にがりに多く含まれるマグネシウムは、お米の細胞が崩れるのを防ぎ、水分と旨味を集め、保ち、お米がベタつかず、ふっくらツヤツヤに炊きあがります。
お米一つ一つが立ちふっくらして甘みが増すので、是非試してみてください。
4)小さじ1杯のヨーグルトを入れる
ヨーグルトを入れる方法は◯十年前にテレビで見てそれからやっている方法なのです。
ヨーグルトを入れないで炊くと
玄米のからが固く、よく噛まないと消化に悪そう。
ヨーグルトを少し入れて炊くと
炊きあがりを見ても見た目でわかるほど殻が割れて玄米が柔らかく炊けるのです。
ヨーグルトの乳酸菌が働いたからそうなるのかはわかりませんがヨーグルトあり、なしで試すと一目瞭然です。
玄米を浸水しないで炊いてももちもちの玄米ご飯が炊けますよ。
私が玄米を炊くときに
昔からやっている方法です。
5)圧力鍋など火加減が調節できるときは中火で火にかける
「アサヒ軽金属」のゼロ活力鍋のレシピ本には強火で加熱と記載がありますがあえて中火で沸騰まで炊きます。
一気に温度を上げずにゆっくり上げていくことで浸水しないお米でも上手に炊けます。
圧力鍋で炊いた玄米はなぜ美味しいの?
玄米を圧力鍋で炊くと、甘みがあって美味しい理由と栄養についてお伝えしますね。
圧力鍋は、玄米を炊く際に適切な温度と圧力を保ち、もちもちとした食感を引き出すのに適しているのです。
- 圧力鍋で玄米を炊くメリット
- 均一な加熱: 圧力鍋は均一な加熱を実現し、玄米全体に熱が行き渡ります。
- 高温・高圧で短時間調理: 玄米は高温・高圧で短時間調理されるため、甘みが引き出され、もちもちとした食感になります。
美味しい玄米ご飯の炊き方と分量もちもちに炊ける基本の分量とレシピ
絶対焦げずにもちもちに炊ける基本のレシピと、その理由をご紹介します。
私はダイエットのためもあり、繊維質の豊富なもち麦を混ぜて炊いています。
普通に玄米だけ3合で炊く時の分量も記載しておきますね。
玄米3合+もち麦1合の玄米ご飯の分量
- 玄米:3合
- もち麦:1合
- 16穀米:約30g
- 水:お米を計ったカップで4杯(720ml)
- ヨーグルト:小さじ1
- マグネシウム:2~3滴(塩のかわり)
塩なら:約小さじ1/2
玄米3合の玄米ご飯の分量
- 玄米:3合
- 水:お米を計ったカップで3杯(540ml)
- ヨーグルト:小さじ1
- マグネシウム:2~3滴(塩のかわり)
塩なら:約小さじ1/2
玄米ご飯の炊き方
玄米は研がなくていいので水を替えながら浮いてくるゴミや玄米を除いて
ゴシゴシと研がなくても大丈夫です。
洗ったらザルに上げます。
玄米を炊く時には浸水時間を夏は6時間、冬は12時間程度といわれ
朝、玄米を炊く時には前の日の夜から準備して浸水しておかないとうまく炊けないというふうに言われています。
ザルにあげた玄米を圧力鍋に入れ、分量の水を入れます。
この時のヨーグルトは凍っていたものを使いました。
ヨーグルトは無糖でも、加糖でも、凍っていても、上澄みだけでも大丈夫です。
マグネシウムを2~3滴入れます。
(塩をいれる場合はできるなら天然塩を使いましょう。)
中火で加熱して沸騰し圧がかかり、オモリがシュンシュンと揺れ始めたら、火加減を少し弱めて15分間加圧します。
タイマーを掛けておけば楽ちんですよ♪
圧力が抜けきってからフタを開けて下さい。
フタの内側に蒸気がたまり、水滴が多量にご飯の上に落ちる場合があるので
フタを外したら、内側をくるんと上に向けて水滴が落ちないようにして下さい。
カニ穴が空いています。
カニ穴とは炊きあがったご飯にできるカニの穴のようなものです。
「カニ穴」のあるごはんがおいしい理由
「カニ穴」の正体は釜底から上がってきた泡の通り道炊飯時に強い火力で加熱されると勢いよく泡が上がり、お米一粒一粒の間を通ることで、その通り道が炊きあがったごはんの表面に「カニ穴」として見えます。「カニ穴」は、お米がおどり、一粒一粒ムラなく芯まで加熱されている証になります。
Panasonic公式サイト
かき混ぜたらすぐにでも食べられますが、少し蒸らしたほうが甘みが増すような気がします。
絶対に焦げ付かないってホント?
おこげを作ろうと思うと作れると思いますが、普通に圧力鍋で炊くと焦げ付かないですよ。
理由は「加圧時間が短いから」です。
沸騰しておもりが振れ初めて弱めの中火で15分!心配ないです。
特にゼロ活力鍋は他の圧力鍋に比べると加圧時間が短いですから大丈夫なんです。
(白米にいたっては加圧1分です)
鍋底の感じはこんな感じです。
すぐに取り出さなかったのでご飯が固まっていて、洗う時には水に漬けておく必要がありましたが、温かいうちに食べたり、冷凍用に取り分けたりした時にはそのまま鍋を洗っても簡単にきれいになります。
ゼロ活力鍋で玄米ご飯は浸水無しでもおいしく炊ける!秘密はヨーグルト・まとめ
私が長年作っている美味しい玄米ご飯の炊き方をご紹介しました。
長時間の浸水をしなくてもヨーグルトとマグネシウムを入れた玄米は柔らかく炊きあがります。
お米と、水の分量を1:1にして炊いてもちょっと柔らかすぎ!というほど玄米のカラが割れてモチモチになっています。
美味しい玄米ご飯を炊くときに欠かせないヨーグルトとマグネシウム
普通のお米を炊くように炊き上げることができるのでぜひやってみて下さい。
ゼロ活力鍋のご紹介記事はこちら