「市販の洗剤、いろんな種類があって何を選べばいいか迷う…」
そんなふうに感じたことはありませんか?
わたしも、成分やコスパが気になって、
自分で「手作りの食器用洗剤」を試すようになりました。

作り方はとっても簡単。
セスキや石けんなど身近な材料で、しっかり洗えて安心もできます。
この記事では、液体タイプの手作り食器用洗剤のレシピから、
泡立ちや重曹との違い、水ぶきが必要かまで、わかりやすくまとめました。
- 液体の手作り食器用洗剤が簡単に作れる
- セスキや精油など安心な素材で安全に使える
- 市販洗剤との違いや使い分けのコツがわかる
- 手作りでも水ぶきやすすぎは大事な仕上げ
手作り食器用洗剤の基本とポイント


液体タイプが人気の理由とは?
「泡が立たないと不安…」という声も多い中、液体タイプの手作り洗剤は、
- すぐ使える
- すすぎが早い
- 材料の混ざりが均一
といった理由で、主婦層を中心に人気が高まっています。



私もいろいろ試しましたが、「液体タイプ」がいちばん手軽で続けやすいと感じました。
食器に安心な手作り素材とは
市販の洗剤は添加物が気になる…という方におすすめなのが、以下のような素材です。
- セスキ炭酸ソーダ(皮脂や油汚れに)
- クエン酸(水垢やにおいに)
- 石けん(しっかりした泡立ちが欲しいとき)
- 精油(香りと除菌をプラス)
100均でも買えるので、まずは少量から試してみると安心です。
以下に、食器用洗剤と相性の良い精油を紹介します。
◎ おすすめ精油まとめ表(食器用洗剤向け)
精油名 | 香りの特徴 | 期待できる作用 | 向いている使い方 |
---|---|---|---|
レモン | さっぱり・爽やか | 抗菌・消臭・油汚れへの爽快感 | 食器用・キッチン周り |
オレンジスイート | フルーティー・甘め | 抗ウイルス・気分転換 | 食器用・洗面所・子ども用品 |
ティーツリー | 清潔感・スッとした香り | 強めの抗菌・防カビ | 排水口・まな板・水回り全般 |
ラベンダー | やさしく落ち着く香り | 抗菌・リラックス効果 | 食器用・就寝前の掃除タイム |
ペパーミント | スーッと爽快 | 消臭・清涼感・集中力アップ | 夏場の掃除・冷蔵庫の中など |
◎ 精油と洗剤の相性早見表
洗剤タイプ | 合う精油例(目的別) | ポイント |
---|---|---|
セスキ水 | レモン、ティーツリー、ペパーミント | 油汚れ・におい対策に、清涼感ある香りが◎ |
クエン酸水 | ラベンダー、オレンジ、レモン | 除菌やトイレ掃除に、甘めか爽やか系が人気 |
石けん水(液体) | ラベンダー、オレンジスイート | 泡との相性も良く、香りが長持ちしやすい |
食器用洗剤水 | レモン、ラベンダー、ティーツリー(除菌+香り) | 食器に香りを残したくない場合は控えめがベスト |
● 注意点
- 精油は「純粋な100%エッセンシャルオイル」を使用してください
→ 香料入りや合成オイルは食器洗いには不向きです。 - 入れすぎないこと(200mlに1〜2滴が目安)
→ 濃度が高すぎると手肌への刺激や香りが強すぎることも。 - 使用前によく振って混ぜる
→ 精油は水に溶けにくいため、よく振ってから使いましょう。
泡立ちと洗浄力を両立させるコツ
泡立ち=洗浄力と思われがちですが、泡は「汚れを浮かせて落としやすくする役目」があるだけです。
- セスキ水+1滴の台所用洗剤で泡立ちアップ
- 石けん水+クエン酸少量で油汚れも落ちやすく



ちょっとした工夫で、泡立ちと洗浄力のバランスが取れます。
重曹やセスキ水との違いを知っておこう
食器を洗ったり、鍋を洗ったりするときなど用途に合わせて洗剤を変えると良いです。
重曹やセスキ水の違いを知って使い分けをしてみましょう。
成分 | 特徴 | 食器洗い向き? |
---|---|---|
重曹 | 研磨力あり/泡立ちは弱い | △(スポンジ洗い向き) |
セスキ水 | 油汚れ・皮脂に強い/泡なし | ○(液体洗剤のベース) |
クエン酸水 | 水垢・においに効果/除菌にも | △(仕上げ・除菌に) |
最後は流水でしっかりすすぐようにしてください。
「スプレーする→すぐ洗い流す」という使い方が、食器洗いにはぴったりです。
手作り液体洗剤レシピと使い方


基本の液体食器用洗剤レシピ
こちらが私がよく使っている基本レシピです。
- 水 … 200ml
- 食器用洗剤(市販)… 1プッシュ
- お好みで精油 … 1滴(レモン・ラベンダーなど)
これをスプレーボトルに入れて軽く混ぜるだけ。
シュッと吹きつけてスポンジで洗えば、泡立ちも十分です。



食器は食べた後すぐに汚れが乾いてしまわないうちに、スプレーだけでもしておくといいですよ。
クエン酸やセスキを使った応用例
クエン酸スプレー(くもり・ニオイ対策に)
- 水200ml+クエン酸小さじ½
- グラスのくもり、まな板の消臭、水垢のある食器の予洗いに
- スプレー後に軽くスポンジで洗い流すとツヤが戻ります
セスキ+台所用洗剤(油汚れに強いタイプ)
- 水200ml+セスキ小さじ½+台所用洗剤1滴
- スプレーしてから少し置いて拭き取ると、ギトギト汚れもスルッと落ちます
石けん水タイプ(添加物控えめのやさしい仕様)
- 固形石けんを少し削って、お湯で溶かす → 冷ましてスプレーボトルへ
- 泡立ちがあり、小さなお子さんや敏感肌の方にも安心です
スプレーで使うときの注意点
- 使う直前によく振る
- スプレー後はなるべく早く洗い流す
- 長期間の保存はNG(1週間以内を目安に)
スプレー容器は100均の細かい霧が出るものが使いやすいです。
手作り洗剤でも水ぶき(すすぎ)は必要?


結論から言えば、軽い水ぶき(すすぎ)は必要です。
理由はこうです
- セスキや重曹は、成分が残ると白く跡になることも
- 特にガラス製・陶器製の食器では「くすみ」の原因になる



私は洗ったあとに「お湯すすぎ→乾いたふきん」で軽く拭いています。
これだけで、食器がツヤっと仕上がりますよ。
まとめ


手作りの液体食器用洗剤レシピを紹介しました。
スキやクエン酸を使って安心・節約・すっきりキレイを叶えることができますね。
この記事のまとめ
- 液体の手作り食器用洗剤はすぐ使えて混ざりやすい
- 食器に安心な素材はセスキ、石けん、クエン酸、精油など
- 泡立ちと洗浄力のバランスが大切で、工夫次第で改善可能
- 重曹は研磨向き、セスキはスプレー向きと使い分けがコツ
- 基本レシピは水+食器用洗剤+お好みで精油
- 油汚れにはセスキ+洗剤、水垢にはクエン酸が便利
- 使用前によく振り、作り置きは1週間以内で消費
- 手作り洗剤でも水ぶき・すすぎで仕上がりがキレイ
私も最初は「手作りの洗剤って難しそう…」と感じていました。
でも、材料も道具も身近なものでそろって、作り方もとってもシンプル。
一度やってみたら、思っていたよりずっと簡単で、もう市販の洗剤に戻れないくらい便利に感じています。
食器に使うものだからこそ、余計な成分が少ないものを選びたい。
そんな気持ちに寄り添ってくれるのが、手作りの液体食器用洗剤だと思うんです。
泡立ちが少なくても、ちゃんと汚れは落ちますし、すすぎも早くて節水にもなります。
ちょっとしたアレンジで香りを楽しむこともできるので、お掃除の時間が少し楽しくなるかもしれません。



この記事が、あなたの毎日の家事を少しでも軽く、そして気持ちよくしてくれるきっかけになればうれしいです。
まずは、今日から一つ試してみてくださいね。
\手にも環境にもやさしい人気の食器洗い洗剤です/
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