美濃羽まゆみ(みのわまゆみ)さんはハンドメイドのお洋服を作りネットショップをされているハンドメイドお洋服の作家さんです。
美濃羽まゆみさんが洋服作りを始めてから現在までの13年間を紹介させていただきます。
近年では京都の町屋に暮らす暮らしぶりも紹介されて
ブログFU-KOなまいにちやインスタグラムも大人気です。
2021年6月には10冊目になる本も出版されました。
自分の子供の為に始めた洋服づくりの小さなステップがどんなふうに広がっていったのか
ハンドメイド作家に憧れる自分を含め 物作りを広げていきたい皆さんの参考になればいいなと思います。
私が初めて美濃羽まゆみさんのハンドメイドのお洋服を知ったのは
図書館で借りた一冊の本でした。
美濃羽まゆみさんとは
1980年京都生まれ、京都育ち。手作り暮らし研究家、築100年の京町屋から「ものを作る、幸せの形を作る」をテーマに、手作り服や保存食、昔ながらの掃除方法など「めんどう」をあえて楽しむ暮らしを提案。
ブログやSNS YouTubeでの発信や講演会活動なども行う。
家族4人、猫一匹と暮らす。
主婦と生活社 「めんどう」を楽しむ 衣食住のレシピ より抜粋
他の洋服作家さんと違うな・・・と思う所
- 京都の町屋暮らし、手間をかける暮らしを発信している。
- ブログの発信を継続してされている。
お子さんが小さなころから続けてこられていてこれこそが並みの人と違う所だと思います。
やまぐちせいこさんとの対談で初めましてでしたが
若くて可愛いかたですが自分の考えをしっかりと持ったかたでした。
子供さんの為に既製品の服を探すのではなく自分で生地選びから初めて作られたという事が手作りの服作りに始まりだったという事です。
美濃羽まゆみさん
美濃羽まゆみさんのブログ「FU-KOなまいにち」
主にハンドメイドのこと、受注会、出版本の紹介、美濃和さんの服のコーディネイト、たまに暮らしのこと・・・
ソーイングや暮らしのこと【作る暮らし】がテーマです。
美濃羽まゆみ・ハンドメイドの洋服作りの年表
- 2008 ネットやイベントでの販売開始 FU-KO Basics.開業
- 2009 coconoteさんで委託販売開始 ヤフオク販売 手作り紹介のブログアメブロ開設
- 2011 エキサイトブログfu-koな毎日スタート(アメブロからお引越し)
- 2014 FU-KOのネットショップ開設
- 2014 初めてのソーイング本出版 メリーゴーランドさんギャラリーで初の個展
- 2018 ヴォーグ学園名古屋校講師となる 芦屋での個展
- 2019 すてきにハンドメイド8月号に「魔法のバルーンパンツ」テレビにも出演
- 2020 マスクプロジェクト YouTubeチャンネル開設
- 2021 10冊目の本を出版
これまでの出版本を虹色ブログ《美濃羽まゆみ出版本の紹介》ソーイングブック・手づくりの暮らし
で紹介しています。
ネットやイベントでの販売開始 FU-KO Basics.開業
2008年 ヤフオクで子供服の販売を開始
ハンドメイドの洋服作りのきっかけ
標準より細身だった長女さんの為に洋服を作り始めたのがきっかけです。
最初はネットで探していたら手作りの子供服のハンドメイドの物が出ていたから私もやってみようかな・・・と。
ほぼ素人だったfu-koさんでしたが独学で子供服を作り始めました。
ヤフオク販売・手作り紹介のブログアメブロ開設
自分の子供さんの服を作るときに子供服は1メートルくらいでできるので余分に作った物をヤフオクに出品してみると一週間後にはすべて落札されていた。
この時が娘さんが1歳くらいだったと言います。
ヤフオクでのハンドメイドの子供服は口コミやリピートでファンの方が増え
一週間に20着も製作していたこともあったそうです。
もともと娘さんを思って始めた手作りの子供服作りを共感してもらえ自分の子供服へのこだわり(生地選び、ポケット位置など)をブログで発信するようになるとますますファンは広がりました。
次第にオークションでの落札価格が高騰し 予想以上の高額の落札価格に困惑し心苦しく思う事から配慮することも増えこれでいいのかと考えるようになりました。
心無い人からの誹謗中傷にもあいオークションからネットショップでの販売へ変わったのでした。
ヤフオクと合わせて委託販売も
2009年~2015 coconoteさんで委託販売
coconoteさんを通じてたくさんの手づくりの洋服を世に送りだしてきました。
1歳の娘さんの子育てと物づくりの両立は大変だったと思います。娘さんの洋服を作りながら余分にいくつか作った物を販売されていたのですね。
FU-KOのネットショップ開設
2014年 FU-KO Basics.ネットショップ開設
1ヶ月~数ヶ月に一度オープンするハンドメイドのショップです。
日時を決めて、 次のオープンまでに作れる在庫数を販売させていただく
受注製作スタイルでショップを運営させていただいておます。
・縫製について
ミシンは職業用ミシン、ロックミシンは2本針4本糸ミシンを使用しています。
生地は水通し後裁断しています。お洋服によっては縫製後も水通し致します。
スパッツなどの股部分には補強テープを付け、ニットの肩部分などには伸び止めテープを入れて、長くお召しになれるよう工夫しています。
パンツやスカートはほとんどが総ゴムで、成長や体形にあわせて調節いただけるよう、
ゴムの取替え口を必ずお付けしています。
複数ボタンのあるお洋服には、出来るだけスペアのボタンをお付けするようにしています。
専門的な勉強はしたことのない素人ですので、既製品のような完璧なお品ではないですが、心を込めてお作りしております。ご理解の上、ご注文くださいますようお願い致します。
これはネットショップに記載されているものです。
手作りに対する姿勢に頭が下がります。
対面での販売ではないという事への配慮もすばらしいです。
だから、ファンの方が増え作品に人気があるのも納得です。
受注会はブログで告知があります。
初めてのソーイング本
2014年 初の本が日本ヴォーグ社より出版されます。
・作ってあげたい、女の子のお洋服(2014年 日本ヴォーグ社) 現在10刷
初の個展「子どもと、暮らしを楽しむための服」
洋服の展示と、受注会、ちょこっと喫茶
2014年 メリーゴーランドさんにて初の個展を開催されます。
まいにち服展
きょうのふく展
芦屋スペースR 暮らしの服展
個展をいうものを知りませんでしたが、作品を展示するだけではなく、受注をするという事で個展が開催されるたびにたくさんの受注があり、それを製作して注文いただいたお客さまのところに届けるまでの大変な作業・・・
そして丁寧な進行具合を報告したブログFU-KOなまいにちの更新
主婦をしながら 子育てをしながら並みの人ではできる事ではないわ。
ご自身は自分の好きなこの仕事をする為に省ける物は省き、イキイキとしている自分を家族が応援してくれた。と言われています。
ヴォーグ学園名古屋校講師となる
2018年 手作り講座 ワークショップ
NHKすてきにハンドメイド掲載 テレビ出演
NHKの『すてきにハンドメイド』2019年8月号に美濃羽まゆみさんのデザイン
魔法のバルーンパンツが登場で、TV出演です。
(魔法のバルーンパンツは表紙にもなり、2020年にも再度紹介されています。)
ゆったりとしているのに裾がじぼまっていて、動きやすいパンツでお家の中で履くリラックスパンツに最適です。
虹色ブログの《美濃羽まゆみさんの魔法のバルーンパンツ!作ったよ可愛く着るコツ》
でご紹介しています。
『すてきにハンドメイド』2021年8月号に美濃羽まゆみさんの
アレンジ広がる お手軽ブラウスからワンピースまで!が掲載され、TVに出演されています。
マスクプロジェクト
2020年、新型コロナの驚異の中使い捨てマスクを手に入れる事が困難になり、手作りの布マスクを作っても作っても足りないという時期がありました。
そんな時に美濃羽まゆみさんのブログ『FU-KOなまいにち』で読者のみなさんに呼びかけてマスクをみんなで力を合わせて作ってください。とマスクプロジェクトを立ち上げました。
その時に、縫製の要領などを紹介するためにYou Tubeにも初の挑戦されています。
私はあとから知ることになり、参加しなかったですが
美濃羽まゆみさんの型紙で布マスクを作りました。
型紙はブログでも、美濃和まゆみさんの本、《めんどうを楽しむ衣食住のレシピノート》に紹介されています。
大きさも3種類、幼児から大人まで使うことができます。
10冊目の本を出版
2021.6.17発売の「感じのいい、大人服」
は美濃羽まゆみさんの10冊目の本になります。
どの年代でもシンプルでコットンやリネン生地の生きるステキな洋服がたくさん載っている
ハンドメイド本ですが 美濃羽まゆみさんの個性があふれるものです。
《美濃羽まゆみさん》ハンドメイドのお洋服作りを始めて13年の歩み・まとめ
私がfu-koさんこと美濃羽まゆみさんの事を知ったのは
2021年 図書館で借りたぶれない暮らしという京都の町屋での暮らしを中心に書かれている本で 手作りのレシピは小物だけのものでした。
なぜか気になり掲載されていた小物を全部作り
魔法のバルーンパンツの掲載されているNHKのすてきにハンドメイドのテキストを持っていたこと。らくちんそうだわ。と一年前に作っていたこと。
それから2冊の子供服のソーイング本を買い、今年出版されためんどうを楽しむ本も買って読むまでになりました。
自分がやりたかった事を現実にしている美濃羽まゆみさんという人が気になり手作りのスタートから現在までの道のりをブログや本から拾い出してみました。
まちがっている所もあるかもしれませんが、その都度直していこうと思います。
京都の町屋に住み、手作りする暮らしを好み、それをどんどん発信していく美濃羽まゆみさんの事をいまからでも追いかけてみたくなりました。
めんどうを楽しむ美濃羽まゆみさんは本当にめんどうなことをやってきて今があるのだと思います。
ずぼらな私がどれだけめんどうを楽しむ事ができるかわかりませんが 子育ても終わり自由な時間がいくらでもある環境になった今からなら少しはまねごとができるかもしれません。
美濃羽さん失礼をおゆるしくださいね。
最後までありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 《美濃羽まゆみさん》ハンドメイドのお洋服作りを始めて13年の歩み […]